禅僧 川野泰周さんの【マインドフルネス・ワークショップ】

マインドフルネスで育むセルフ・コンパッション~自慈心~

残席が少なくなっております。お早めにお申し込みください。


世界の大企業で近年取り組まれている「マインドフルネス」とは一体何なのか?

仏教の始祖ブッダの教えに基づき、日本に伝えられた「禅」の精神と、現代科学との邂逅から生まれた思考メソッド。ストレスを避けて通ることのできない現代社会において、急速に欧米各国に広まりを見せたことは至極自然なことなのかもれません。

レジリエンス(折れない心)を育むために非常に有用で、多くの脳科学・医学研究で効果が証明され、実際に治療場面で用いられている「マインドフルネス」。精神科医としてマインドフルネス治療を行ってきた経験を交え、分かり易く解説します。そして実際に、マインドフルネス瞑想などさまざまな実践法を体験いただき、今後の生活場面で生かすことのできるよう習得していただくことをめざします。そしてマインドフルネスと禅、さらにはブッダの教えの本質である「慈悲」について、海外における最新の研究「セルフ・コンパッション(自慈心:自分に対する慈しみ)」の分野も交え、穏やかな心でご自身の中に落とし込んでいただければと思っています。

川野 泰周

マインドフルネスを学び、実践し、体感する

体験を中心としたワークショップ形式で進みます。また、科学と実践をベースとする精神科医の観点と、仏教という宗教をベースとする禅僧の観点の両方があるからこそ見える川野さんならではの気づき、学び、想いを講義や対話形式でお伝えします。

身体の締めつけが少ない、ゆったりとした服装でご参加ください。

おすすめする方

  • 現代を生きる智慧の一つとしてマインドフルネスを理解したい、実践したい方
  • 忙しい日々の中でも健やかな心を保ちたい方
  • セルフ・コンパッション(自分を受容する力、自慈心)を涵養したい方

講師

川野泰周

川野泰周かわの・たいしゅう

精神科医、臨済宗建長寺派 林香寺住職

2004年慶應義塾大学医学部医学科卒業。臨床研修修了後、慶應義塾大学病院、国立病院機構久里浜医療センターなどで精神科医として診療に従事。2011年より建長寺専門道場にて禅修行。横浜市にある臨済宗建長寺派・林香寺で住職を務める傍ら、複数のクリニックで精神科診療にあたり、薬物療法や従来のカウンセリングだけでなく、マインドフルネス瞑想や禅の要素を積極的に取り入れた診療を行っている。精神保健指定医・精神科専門医・医師会認定産業医。

著書


開催概要

日程2017年 12/4、12/18、2018年 1/15、1/29、2/19、3/5(すべて月曜日) 全6回
時間18:30-21:30(3時間)
定員25名
会場慶應丸の内シティキャンパス
参加費

残席が少なくなっております。お早めにお申し込みください。

agoraメンバーシップは講座参加費の割引と講演会の受講券がセットになったお得な制度です。詳しい内容はこちらをご覧ください。


講座内容

ワークの内容は進行状況に応じて適宜調整されます


12月4日(月)18:30-21:30

第1回マインドフルネスとは何か

“Mindfulness” is a way of life, not just about meditation.

マインドフルネスは「単なる瞑想法」ではありません。禅が、文字だけに頼らず心で伝えられてきたように、マインドフルネスもまた、言葉だけの理解では不十分になりがちです。そこでワークでマインドフルネスを体験し、さらにそれがどのようなメカニズムで心身に変化をもたらすのか、最新の脳画像研究や治療研究のデータを盛り込みながら解き明かします。

  • ワーク
  • 呼吸瞑想、マインドフルネスを体験する思考実験、マインドフルネス評価尺度

12月18日(月)18:30-21:30

第2回ストレスと向き合う

私たちは生きてゆく限り、ストレスを避けて通ることはできません。こと情報にあふれた現代社会においては、日増しに増大するストレスとどのように向き合ってゆけばよいか、喫緊の課題と言えます。では、ストレスを無くせば解決されるのでしょうか?ストレスの性質、ストレスのもたらすもの、そして禅とマインドフルネスがそれにどう関わってくるのかについて、実際の治療ケースから学び、心身の回復をもたらす実践法を体験します。

  • ワーク
  • 呼吸瞑想、ボディースキャン、歩行瞑想

1月15日(月)18:30-21:30

第3回自己と向き合う

近年、日本の若年層における自己肯定感の低下が大きな問題となっています。「いじめ」、「引きこもり」、「新型うつ」といった心理社会的トラブルが急増する背景には、「自己と向き合う」こと自体ができなくなっている若者たちの心が見え隠れしています。そこで、健やかな心で生き抜くために、健全な「自己愛」を育むことの重要性を説いた自己愛理論を振り返り、マインドフルネスの実践が自己愛の健全化をもたした実例を学びます。

  • ワーク
  • 呼吸瞑想、マインドフル・リスニング

1月29日(月)18:30-21:30

第4回注意を切り替える

精神医学、脳科学の分野では「マインドフルネスは注意力トレーニングである」とする捉え方があります。仏教瞑想においては、注意を止めておく瞑想と、注意を広げて行く瞑想が存在し、マインドフルネスは双方の要素を含んでいますが、そのちょうど間にある「注意を切り替える」という要素が、私たち現代人の仕事に家庭にと忙しい日常生活において非常に重要です。この能力を訓練することで、一つ一つの物事に集中して取り組めるようになり、過剰な脳の疲労を抑止できます。3段階のマインドフルネスを理解し鍛錬するワークを通して、脳の効率的活用法を身につけます。

  • ワーク
  • 呼吸瞑想、静座瞑想、注意機能訓練各種

2月19日(月)18:30-21:30

第5回自慈心にみる真のマインドフルネス

マインドフルネスでさまざまな能力、生産性、疾患への抵抗力が増大することが研究で明らかになっています。しかし、それらはあくまでマインドフルネスに取り組んだことによる副産物に過ぎません。マインドフルネスが禅に発祥することを忘れて、こうした「効能」を目的に瞑想を続けても、本質的な心の変化はもたらされないと考えます。

最大のテーマは「他者への思いやりと共感性」であり、そのためにまず養うべきなのが「自分自身への慈悲の心(セルフ・コンパッション)」です。「自分自身を愛すること」の大切さを理解し、これを涵養できる実践法を体験します。

  • ワーク
  • 呼吸瞑想、静座瞑想、呼吸空間法、慈悲の瞑想

3月5日(月)18:30-21:30

第6回総括―これからの時代におけるマインドフルネス展望

禅の精神「行住坐臥」に見られるように、マインドフルネスは「生活瞑想」の域に達してこそ、その人の一部分となり、人生を豊かなものへと変えてゆきます。

これまでのワークを皆で振り返り、さらなるマインドフルネスの深まりへと向かえるよう、ブッダの教えにいま一度立ち返って、現代を生きる智慧として心の中に落とし込みます。

  • ワーク
  • マインドフルネスワークの再体験

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慶應丸の内シティキャンパス