阿刀田高さんと語らう【長い、短い、面白い小説】

多彩で知的な大人の読書会、文学と創造の世界をおおいに楽しもう


小説は俗っぽい。面白くなければ意味がない。だが、みんなで読み合い、語り合うとなれば面白さだけでは不足がある。人の世を見つめ、人情を踏まえ、なにかしら文学の気配を含まねばなるまい。よい文章も大切だ。そんな視点で七回の講座を組み立ててみた。古いもの、新しいもの、外国のミステリーまで入って、多彩である。

いいじゃないですか。好き嫌いをはっきりとさせて、語り合い、そこから見えてくるものがある。それがあなたのクリエーションになにかを与えてくれるはずだ。

阿刀田高

阿刀田高

阿刀田さんが選んだ中編小説を、阿刀田さんと味わう

作家として900編を超える小説を書き続け、人生、人間、恐怖やユーモアを綴るとともに、長きにわたり直木賞選考委員や日本ペンクラブ会長を務めてこられた阿刀田さんならではの視点や洞察で、小説をじっくり味わいます。

知的で創造的、大人の読書会を楽しもう

自分では選ばなかった小説に出会い、味わう。小説を通じて語り合い、様々な人間を知り、人生を知る。小説を思いっきり楽しむ大人の読書会です。「読書は大人の喜びだなとわかりました」「今頃ですが本好きになってきました。成長もしています」等の好評を受けての開催です。

おすすめする方

  • 多彩な作品に出会い、小説や読書をより楽しみたい方
  • 文学の豊かさ、面白さに触れ、魅力を堪能したい方
  • 初めての方も、これまでご参加の方も、お楽しみいただけます

講師

阿刀田高

阿刀田高あとうだ・たかし

作家

昭和10年(1935年)東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業後、11年間、国立国会図書館に勤務。その後軽妙なコラムニストとして活躍した後、短編小説を書き始め、昭和54年『来訪者』で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞を、平成7年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。著書には『知っていますか』シリーズ、小説『闇彦』、『知的創造の作法』など多数。

国語政策への寄与で2003年紫綬褒章、2009年旭日中綬章受章。日本ペンクラブ第15代会長、1995年から2013年まで直木賞選考委員、2012年から2018年3月まで山梨県立図書館館長を勤めた。

主要著書


開催概要

日程2018年 10/27、11/17、12/22、1/26、2/23、3/23、4/20(すべて土曜日) 全7回
時間14:00-17:00(3時間)
定員25名
会場慶應丸の内シティキャンパス
参加費

agoraメンバーシップは講座参加費の割引と講演会の受講券がセットになったお得な制度です。申込フォームの「その他記入欄」に参加講座名をご記入ください(最初の1講座のみ必須)。詳しい内容はこちらをご覧ください。


講座内容


10月27日(土)14:00-17:00

第1回原田マハ『楽園のカンバス』

美術史小説のスタート

アンリ・ルソーは好きですか。美術の世界を舞台にして、ユニークな想像を描いている。スケールが大きく、とても新鮮だ。


11月17日(土)14:00-17:00

第2回林 房雄『双生真珠』

知られてないが楽しい

林房雄は今では知る人の少ない作家だ。この作品も知られていないが、味わいのある海洋ロマンだ。宝石を扱うと、作品は上品になるでしょ・・・。


12月22日(土)14:00-17:00

第3回井上 靖『猟銃』

文学性と大衆性を備えて

したたかな作家の名編。『猟銃』は一人の男の不倫を妻、愛人、愛人の娘からの手紙で浮き彫りにする。

ひとむかし前、多くの人に愛された作品、芥川賞受賞作『闘牛』も読もう。


1月26日(土)14:00-17:00

第4回ヴァン・ダイン『グリーン家殺人事件』

本格的推理小説のワン・レッスン

推理小説はどういう型を持つものか、その古典的な名作。博識の探偵ヴァンスは好きですか。学を述べているうちに犯人を取り逃がしたりして・・・。


2月23日(土)14:00-17:00

第5回川端康成『山の音』

老人の愛と心理

ふと聞こえる山の音が不気味である。その前ぶれなのか。愛への執念、生きること、死ぬことへの思惑。『伊豆の踊子』 『雪国』 より深い。ノーベル文学賞作家を知っていますか。


3月23日(土)14:00-17:00

第6回中河与一『天の夕顔』

プラトニック・ラブとは?

心と心で結ばれている純真な愛。好むか好まないか、「ありえない」と言うか言わないか、恋愛小説の一つの金字塔であることは確か。ラスト・シーンも鮮やかですね。


4月20日(土)14:00-17:00

第7回中島 敦『古潭』

四つのユニークな短編

もっとすごい作品を残しうる作家だった。もと高い評価を得られる作家であった。ここにある四編のユニークさ。四編のどれが好みか。このあとに咲く花を推測したい。


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