次回は2023年4月~6月の開催を予定しています。日程をご希望の方はinfo@keiomcc.comまでご連絡ください。決定次第担当よりご連絡いたします。
【ブレンディッド】
回ごとに開催形態が異なります。各回指定の方法でご参加ください。
国際化時代におけるコミュニケーション能力とはなにか、なぜ、演劇や芸術に触れることがコミュニケーションのツールとして重要なのか、じっくりと考え経験していきます。
表現力やコミュニケーション能力は、一朝一夕で身につくものではありません。この講座を受講すれば、みるみるコミュニケーション能力がついてくると言ったノウハウやスキルを切り売りする講座ではありません。人生観が変わるといったキャッチーな触れ込みもありませんが、確実に、参加者の世界観を広げるお手伝いはできると思っています。オンラインの回では「社会における芸術の役割」「コミュニケーション教育の現在」など幅広い内容で演劇や舞台芸術の魅力にも触れていただきます。
どなたでも参加いただけるメソッドで進めますので演劇経験の必要はありません。身体と頭と心をほぐし、表現リテラシーを磨きましょう。
【テキスト】(1~2分程度の短い台詞の台本)に沿って役割を演じることで、コンテクスト(場の流れ)を身体で感じ、理解します。
演劇の持つ力やその背景について、オンラインのセッションで学びます。
大学在学中に劇団「青年団」を結成、こまばアゴラ劇場を拠点に活動。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞、2003年『その河をこえて、五月』で第2回朝日舞台芸術賞グランプリ、2019年『日本文学盛衰史』で第22回鶴屋南北戯曲賞を受賞。2011年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。その戯曲はフランスを中心に世界各国語に翻訳・出版されている。現在、江原河畔劇場 芸術総監督、こまばアゴラ劇場芸術総監督、豊岡演劇祭フェスティバル・ディレクター、豊岡市文化政策担当参与。
2019年より豊岡市日高町に移住、2020年に劇団の新拠点となる江原河畔劇場を設立。コミュニケーションデザインの教育・研究に携わるとともに、日本各地の学校において、対話劇やワークショップを実践するなど、演劇の手法を取り入れた教育プログラムの支援・開発にも力を注ぐ。
開催形態 | ブレンディッド(回ごとに開催形態が異なります。各回指定の方法でご参加ください。) |
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日程 | 2022年 1/30(日)、2/3(木)、2/10(木)、2/14(月)、2/17(木)、2/20(日) 全6回 次回は2023年4月~6月の開催を予定しています。日程をご希望の方はinfo@keiomcc.comまでご連絡ください。決定次第担当よりご連絡いたします。 |
時間 | 第1・6回10:00-17:00(丸の内)、第2・3・4・5回19:00-21:00(オンライン) |
定員 | 20名 |
会場 | 慶應丸の内シティキャンパス |
参加費 |
1月30日(日)10:00-17:00 【丸の内キャンパス】
前半・緊張をほぐし、リラックスした状態でプログラムに参加できるよう簡単なコミュニケーションゲームから始めます。さまざまなゲームを体験し、イメージの共有しやすいものから、次第にイメージの共有しにくいもの(人間の心)をどのように伝えるのか、コミュニケーションの本質を考えます。
後半・一つの言葉から受けるイメージ、言語に関する行動は、国、民族、文化はもちろん、一人ひとり異なります。相手はどのような意味でその言葉を使っているのか、「コンテクストのズレ」に気づき、「コンテクストのすり合わせ」を体験することによって、コミュニケーションの本質を捉えます。
2月3日(木)19:00-21:00 【オンライン】
現在進行形で各地で行われているコミュニケーション教育を紹介し、その意義や、将来の展望などを解説します。
2月10日(木)19:00-21:00 【オンライン】
まちづくりや、社会包摂に果たす芸術の役割を国内外の事例を挙げて紹介し、芸術の広範囲な広がりについて解説します。
2月14日(月)19:00-21:00 【オンライン】
観光において芸術が果たす役割を解説し、2021年四月に開校した芸術文化観光専門職大学の内容についても紹介します。
2月17日(木)19:00-21:00 【オンライン】
日本の近代演劇の歴史や、劇場が果たしてきた役割の解説を通じて、社会における芸術の役割をさらに深く掘り下げていきます。
2月20日(日)10:00-17:00 【丸の内キャンパス】
前半・人間は、ともすれば一つのことに意識を集中しがちです。演劇でも、台詞に集中するだけではリアルな演技をすることはできません。ここでは、台詞の意味内容に集中しすぎることなく、声の大きさ、トーン、表情、身体の動かし方などへ意識を分散するトレーニングを行います。また、演出家には観客の想像力の幅をある程度想定してプランを立てることが求められます。コミュニケーション、とりわけプレゼンテーションに必要な演出の技術について考えます。
後半・古今東西の物語を支える普遍的な構造はなにか。創作を通じて、表現の本質を捉えます。