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慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)は慶應義塾の社会人教育機関です

慶應MCC
三宅香帆

最近、本は読めていますか?

どうすればより深く読書ができるようになるのか、どうすれば自分の興味ある本に出会えるのか、いま読むべき本とは何か、そして本の感想を書く技術についてお伝えします。普段は手に取りづらい人文書や小説も、ひとりではなく講座で他の人とともに読むと、さらに深く読めるのではないのでしょうか。

本講座では、みなさんの読書する契機をつくるため、毎回本を紹介します。そしてその読書を深める技術についてお話します。きっと本講座を受けた後、あなたの読書の世界はもっと広く深くなっているはずです。

三宅香帆

本を入り口に関心の外の世界へ

各回のテーマをもとに複数の本を紹介することで、本の選び方から、楽しみ方、さらには魅力を発信する技術について学んでいきます。皆さんで読書を楽しみ、語り合い、ともに関心の外側の世界を広げていきましょう。

おすすめする方

  • 最近、本を楽しむ時間が減ったと感じている方
  • 読書の多様な楽しみ方、奥深さを知りたい方
  • 普段手に取らないジャンルの本を楽しみ、理解を深めたい方
  • 三宅さんの選書から関心の幅を広げてみたい方

講師

三宅香帆

三宅 香帆 みやけ・かほ

文芸評論家、京都市立芸術大学非常勤講師

1994年高知県出まれ。京都大学文学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。天狼院書店(京都天狼院)元店長。大学院時代の専門は萬葉集。在学中に書籍執筆を開始。2016年「京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う本ベスト20を選んでみた。<リーディング・ハイ>」がハイパーバズを起こし、2016年の年間総合はてなブックマーク数ランキングで第2位となる。その卓越した選書センスと書評によって、本好きのSNSの間で大反響を呼んだ。
IT企業勤務を経て、2022年に独立。エンタメから古典文学まで、評論や解説を幅広く手がける。”働きながら本が読める社会をつくる”をミッションに、読書や物語の魅力について発信、講演を続けている。連載、テレビ、ラジオ等の出演多数。近著『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が話題となる。

主要著書

  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33
  • 「好き」を言語化する技術
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか
  • (読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

開催概要

開催形態 ハイブリッド開催(対面(キャンパス)、オンライン)
日程 2025年 4/19、5/24、6/21、7/19、8/23,9/20(すべて土曜日)
欠席時は録画映像の視聴が可能です。
時間 14:00-17:00(3時間)
定員 25名
会場 慶應丸の内シティキャンパス、オンライン(Zoom)
参加費 110,000円(税込)
割引制度・キャンセル規定
お問い合わせ 担当:鈴木
03-5220-3111  個別相談 資料請求

講座内容

第1回 4月19日(土)14:00-17:00(3時間)

なぜ働いていると本が読めなくなるのか~労働と読書を紐解く~

私たちの社会における労働と読書の関係について、歴史を紐解きつつ考えます。ベストセラーを読んできたビジネスマンたちは、果たして何を求めていたのか? 現代人が忙しい理由も理解できてきます。

紹介図書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』ほか複数

第2回 5月24日(土)14:00-17:00(3時間)

「格差社会」を考える読書

先進国において格差社会が広がっていると言われますが、日本も例外ではありません。私たちは広がってゆく格差社会に、どのように対応していくべきなのでしょうか?
現代社会を読書から読み解きます。

紹介図書『教育格差』ほか複数

第3回 6月21日(土)14:00-17:00(3時間)

ワークライフバランスを考える読書

ワークライフバランスという言葉について考えることはありますか? 聞こえはいいものの、現実はなかなか仕事と生活のバランスを取るのは難しいことです。
文学を通して、私たちのワークライフバランスについて考えてみましょう。

紹介図書『働き方全史』ほか複数

第4回 7月19日(土)14:00-17:00(3時間)

エンタメの世界から現代を切り取る読書

エンタメは世相を映す。私はそう感じることが常々あります。現代の最先端のエンタメを紐解くことで、いまの若い世代が何を求めているのか、何が好きなのか、わかってくるはずです。
エンタメから日本社会を分析してみましょう。

紹介図書『成瀬は天下をとりにいく』ほか複数

第5回 8月23日(土)14:00-17:00(3時間)

魅力あふれる古典文学を愉しむ

古典文学の魅力、それは時代を超えても色褪せない人間の面白さを描いたところにあります。源氏物語の何が面白いのか、どう読めば楽しく理解できるのか。
私たちから遠い場所にある古典文学を読み解きましょう。

紹介図書『源氏物語』ほか複数

第6回 9月20日(土)14:00-17:00(3時間)

関心の外側の世界の愉しさを知る

私たちはなぜ読書をするのか? その答えは、きっと、自分の外側にある世界をどれくらい見つめられるか、によると思います。
読書の本当の楽しさ、そしてその読書の魅力を言葉にする技術について最後にお話しします。

紹介図書『好きを言語化する技術』ほか複数

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