慶應MCC agora講座

平田オリザさんと創る【表現力を磨く演劇ワークショップ】

演劇のメソッドで体感するコミュニケーションと表現


【丸の内キャンパス】

丸の内キャンパスのみで開催します。


国際化時代におけるコミュニケーション能力とはなにか、なぜ、演劇や芸術に触れることがコミュニケーションのツールとして重要なのか、じっくりと考え経験していきます。

表現力やコミュニケーション能力は、一朝一夕で身につくものではありません。この講座を受講すれば、みるみるコミュニケーション能力がついてくると言ったノウハウやスキルを切り売りする講座ではありません。人生観が変わるといったキャッチーな触れ込みもありませんが、確実に、参加者の世界観を広げるお手伝いはできると思っています。オンラインの回では「社会における芸術の役割」「コミュニケーション教育の現在」など幅広い内容で演劇や舞台芸術の魅力にも触れていただきます。

どなたでも参加いただけるメソッドで進めますので演劇経験の必要はありません。身体と頭と心をほぐし、表現リテラシーを磨きましょう。

平田オリザ

平田オリザ

演じる

【テキスト】(1~2分程度の短い台詞の台本)に沿って役割を演じることで、コンテクスト(場の流れ)を身体で感じ、理解します。

創る

全回を通して数名のグループにてミニ戯曲を【創作】し、セッション6で発表します。

おすすめする方

  • 身体を動かしながら自己表現・プレゼンテーションの力を高めたい方
  • グローバルなコミュニケーション力を探求したい方
  • 新デザイン、新サービスなど抽象的概念や目に見えないものを他の人に伝えたい方
  • 文化行政、芸術教育に関心のある方

講師

平田オリザ

平田 オリザひらた・おりざ

劇作家・演出家、青年団主宰。芸術文化観光専門職大学学長。江原河畔劇場・こまばアゴラ劇場 芸術総監督。豊岡演劇祭フェスティバル・ディレクター

1962年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。1998年『月の岬』で第5回読売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞受賞。2002年『上野動物園再々々襲撃』(脚本・構成・演出)で第9回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。2002年『芸術立国論』(集英社新書)でAICT評論家賞受賞。2003年『その河をこえて、五月』(2002年日韓国民交流記念事業)で第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。2019年『日本文学盛衰史』で第22回鶴屋南北戯曲賞受賞。
(公財)舞台芸術財団演劇人会議理事、日本演劇学会理事、(一財)地域創造理事、豊岡市文化政策担当参与、宝塚市政策アドバイザー、枚方市文化芸術アドバイザー。

主要著書


開催概要

開催形態丸の内キャンパス
日程2024年 4/21(日)、5/12(日)、5/19(日) 2セッション×3日間
時間10:00-17:00(休憩1時間)
定員20名
会場慶應丸の内シティキャンパス
参加費

agoraメンバーシップは講座参加費の割引と講演会の受講券がセットになったお得な制度です。詳しい内容はこちらをご覧ください。


講座内容


4月21日(日)10:00-13:00

第1回コミュニケーション能力とはなにか

緊張をほぐし、リラックスした状態でプログラムに参加できるよう簡単なコミュニケーションゲームから始めます。

さまざまなゲームを体験し、イメージを共有しやすいものから次第に共有しにくいもの(人間の心)へと拡げていき、コミュニケーションの本質を考えます。

  • 創作1
  • 戯曲の構造

4月21日(日)14:00-17:00

第2回意識を分散する

人間は、ともすれば一つのことに意識を集中しがちです。演劇でも、台詞に集中するだけではリアルな演技をすることはできません。台詞の意味内容に集中しすぎることなく、声の大きさ、トーン、表情、身体の動かし方などへ意識を分散することをトレーニングします。

  • テキスト1
  • 意識を分散する
  • 創作2
  • 設定を考える

5月12日(日)10:00-13:00

第3回コンテクストをすり合わせる

一つの言葉から受けるイメージ、言語に関する行動は、国、民族、文化によって異なり、人それぞれ違います。相手はどのような意味を持ってその言葉を使っているのか。一人一人が持つ”コンテクストのズレ“に気づくとともに、演劇の最も基本的な要素である”コンテクストのすり合わせ“を体験することによって、コミュニケーションの本質を捉えます。

  • テキスト2
  • コンテクストとはなにか
  • 創作3
  • 登場人物を考える

5月12日(日)14:00-17:00

第4回受け手の想像力を見積もる

演出家には、観客の想像力の幅をある程度想定してプランを立てることが求められます。コミュニケーション、とりわけプレゼンテーションに必要な演出の技術について考えます。

  • テキスト3
  • 観客の想像力を見積もる
  • 創作4
  • プロットを練る

5月19日(日)10:00-13:00

第5回物語の構造

私たちが生きる実人生は、複雑系の中にあって曖昧であり、その一部分だけを切り取って表現することはできません。現実世界を表現するためには、誰もが理解できる普遍性を物語に折り込むことが大切です。

古今東西の物語を支える普遍的な構造はなにか。創作を通じて、表現の本質を支えます。

  • テキスト4・5
  • 物語の構造
  • 創作5
  • エピソードを集める

5月19日(日)14:00-17:00

第6回創作の歓び・演じる楽しみ

最終回は、演劇が持つ表現の可能性に最大限に触れていきます。グループ創作の準備、発表、講評、相互批評を通して、協働で創り上げる歓び、 演じる楽しみを味わいます。

  • 創作6
  • 台詞を考える グループ創作・発表

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