慶應MCC agora講座

菊澤研宗さんが読み解く【クリティカル「現代経営学」】

経営学の最新トレンドの前提を疑い、本質を見極める


【ハイブリッド】

丸の内キャンパス、オンライン(Zoom)いずれでも参加可能です。


いつの時代でも、どんな分野でも、最新のトレンドが語られ、ブームが起こります。その中には理論・学説として定着するものと、バズワードとして消費されていくものとがあります。

現代の経営学やビジネス書、コンサルティングメソッドにおいても、この四半世紀の間にいくつかのトレンドがありました。その中には、今後も長く残る理論もあれば、曖昧な定義のまま広く世間で使われているものもあります。

本講座では、現代の企業経営に関わる最先端トレンドを取り上げ、その本質を正しく理解するとともに、果たして本当に通用するものなのかクリティカルに考えます。そして、これからの時代の企業・組織が目指すべき在り方について皆さんと共に議論したいと思います。

菊澤 研宗

菊澤 研宗

おすすめする方

  • 最先端の経営学の理論やトレンドに関心のある方
  • イノベーションについて深く思索し、議論したい方
  • これからの企業・組織のあり方を考えたい方

講座の進め方

講師による講義と、事前課題の共有・ディスカッションを中心に進めます。事前課題は各回の設問に従って自分なりに考えをまとめてみてください。講師からのフィードバックやクラスディスカッションによって、より考えを深めます。


講師

菊澤 研宗

菊澤 研宗きくざわ・けんしゅう

慶應義塾大学名誉教授、城西大学特任教授

1986年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。防衛大学校教授、中央大学大学院国際会計研究科教授を経て2023年3月まで慶應義塾大学商学部教授。その間、ニューヨーク大学スターン経営大学院客員研究員(1年間)、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員(2年間)として在外研究に従事。専門領域は経営学、組織の経済学、比較コーポレート・ガバナンス論、ダイナミック・ケイパビリティ論。

主要著書


開催概要

開催形態ハイブリッド(丸の内キャンパスとオンラインのいずれも参加可能)
日程2024年 5/11、5/25、6/8、6/22、7/13、7/27(すべて土曜日) 全6回
時間14:00-17:00(3時間)
定員25名
会場慶應丸の内シティキャンパス
参加費

agoraメンバーシップは講座参加費の割引と講演会の受講券がセットになったお得な制度です。詳しい内容はこちらをご覧ください。


講座内容


5月11日(土)14:00-17:00

第1回ティール組織

ティール組織は、「上下関係も、売上目標も、予算もない-従来のマネジメントの常識を覆し、圧倒的な成果をあげるとされる組織モデル」として注目されています。それはどのような組織なのか、本当にマネジメントの常識を覆す次世代の組織となり得るのかについて、議論します。

  • 参考図書
  • 『ティール組織‐マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』
  • フレデリック・ラルー (著), 嘉村賢州 (その他), 鈴木立哉 (翻訳) 英知出版

5月25日(土)14:00-17:00

第2回パーパス経営

パーパス経営は、「企業の存在意義を意味するパーパス(Purpose)に基軸を置いた次世代の経営モデル」として知られています。パーパスは、理念や使命とどう違うのか、パーパス経営によって “利益を生み出すこと”と“社会をよくすること”は本当に両立可能なのかについて、議論します。

  • 参考図書
  • 『パーパス‐「意義化」する経済とその先』岩嵜博論 (著), 佐々木康裕 (著) NewsPicksパブリッシング

6月8日(土)14:00-17:00

第3回恐れのない組織‐心理的安全性

心理的安全性は、「組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態」を意味し、チームの生産性を高めるとされています。心理的安全性と信頼はどこが異なるのか、心理的安全性がパフォーマンスを高め、イノベーションや成長をもたらすのは本当なのかについて、議論します。

  • 参考図書
  • 『恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』エイミー・C・エドモンドソン (著), 村瀬俊朗 (その他), 野津智子 (翻訳) 英知出版

6月22日(土)14:00-17:00

第4回イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマは、「巨大企業が新興企業の前に力を失う理由を説明した企業経営の理論」としてあまりにも有名です。イノベーションのジレンマは巨大企業を滅ぼすとされるが本当にそうなのか、その本質を議論します。

  • 参考図書
  • 『イノベーションのジレンマ 増補改訂版――技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』クレイトン クリステンセン (著), 伊豆原 弓 (翻訳)翔泳社

7月13日(土)14:00-17:00

第5回両利きの経営

両利きの経営は、「ひとつの企業内で、(深化)を担う組織と、(探索)を担う組織という二種類の組織を持つことで、既存事業への悪影響を無くしつつ、イノベーションを起こすことが可能になる」として話題になりました。その本質は何か、そもそも両利き経営は可能なのか、について議論します。

  • 参考図書
  • 『両利きの経営(増補改訂版)――二兎を追う」戦略が未来を切り拓く』チャールズ・A・オライリー (著), マイケル・L・タッシュマン (著) 東洋経済新報社

7月27日(土)14:00-17:00

第6回ダイナミック・ケイパビリティ論

ダイナミック・ケイパビリティは、「変化対応的な自己変革能力」「環境の変化に対応して既存の資産、資源、知識などを再構成し、相互に組み合わせて持続的な競争優位をつくり上げる能力」として関心が寄せられています。ダイナミック・ケイパビリティによって、イノベーションのジレンマや両利き経営のジレンマを克服できるのか、みなさんと議論したいと思います。

  • 参考図書
  • 『ダイナミック・ケイパビリティ論』菊澤研宗 (著)

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