【ハイブリッド】
丸の内キャンパス、オンライン(Zoom)いずれでも参加可能です。
いつの時代でも、どんな分野でも、最新のトレンドが語られ、ブームが起こります。その中には理論・学説として定着するものと、バズワードとして消費されていくものとがあります。
現代の経営学やビジネス書、コンサルティングメソッドにおいても、この四半世紀の間にいくつかのトレンドがありました。その中には、今後も長く残る理論もあれば、曖昧な定義のまま広く世間で使われているものもあります。
本講座では、現代の企業経営に関わる最先端トレンドを取り上げ、その本質を正しく理解するとともに、果たして本当に通用するものなのかクリティカルに考えます。そして、これからの時代の企業・組織が目指すべき在り方について皆さんと共に議論したいと思います。
講師による講義と、事前課題の共有・ディスカッションを中心に進めます。事前課題は各回の設問に従って自分なりに考えをまとめてみてください。講師からのフィードバックやクラスディスカッションによって、より考えを深めます。
1986年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。防衛大学校教授、中央大学大学院国際会計研究科教授を経て2023年3月まで慶應義塾大学商学部教授。その間、ニューヨーク大学スターン経営大学院客員研究員(1年間)、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員(2年間)として在外研究に従事。専門領域は経営学、組織の経済学、比較コーポレート・ガバナンス論、ダイナミック・ケイパビリティ論。
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5月11日(土)14:00-17:00
ティール組織は、「上下関係も、売上目標も、予算もない-従来のマネジメントの常識を覆し、圧倒的な成果をあげるとされる組織モデル」として注目されています。それはどのような組織なのか、本当にマネジメントの常識を覆す次世代の組織となり得るのかについて、議論します。
5月25日(土)14:00-17:00
パーパス経営は、「企業の存在意義を意味するパーパス(Purpose)に基軸を置いた次世代の経営モデル」として知られています。パーパスは、理念や使命とどう違うのか、パーパス経営によって “利益を生み出すこと”と“社会をよくすること”は本当に両立可能なのかについて、議論します。
6月8日(土)14:00-17:00
心理的安全性は、「組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態」を意味し、チームの生産性を高めるとされています。心理的安全性と信頼はどこが異なるのか、心理的安全性がパフォーマンスを高め、イノベーションや成長をもたらすのは本当なのかについて、議論します。
6月22日(土)14:00-17:00
イノベーションのジレンマは、「巨大企業が新興企業の前に力を失う理由を説明した企業経営の理論」としてあまりにも有名です。イノベーションのジレンマは巨大企業を滅ぼすとされるが本当にそうなのか、その本質を議論します。
7月13日(土)14:00-17:00
両利きの経営は、「ひとつの企業内で、(深化)を担う組織と、(探索)を担う組織という二種類の組織を持つことで、既存事業への悪影響を無くしつつ、イノベーションを起こすことが可能になる」として話題になりました。その本質は何か、そもそも両利き経営は可能なのか、について議論します。
7月27日(土)14:00-17:00
ダイナミック・ケイパビリティは、「変化対応的な自己変革能力」「環境の変化に対応して既存の資産、資源、知識などを再構成し、相互に組み合わせて持続的な競争優位をつくり上げる能力」として関心が寄せられています。ダイナミック・ケイパビリティによって、イノベーションのジレンマや両利き経営のジレンマを克服できるのか、みなさんと議論したいと思います。
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